10月の定期便。秋に寄り添う「プレミアムショコラ」中深煎り
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uni coffee stand 焙煎士 樋口
10月の定期便でお届けするのは、これからの秋のひとときにぜひ味わっていただきたい銘柄、「ブラジル サントアントニオ プレミアムショコラ」です。
この豆が持つ芳醇な甘みと重厚感を最大限に引き出すため、じっくりと熱を入れて【中深煎り】に仕上げました。
豆の基本情報
- 生産地域: ミナスジェライス州 サントアントニオドアンパロ周辺
- 生産者: サンコーヒー生産者組合(SANCOFFEE)
- 標高: 1,000〜1,100m
- 栽培品種: ムンドノーボ、カトゥカイ、カトゥアイ
- 規格: NO2 S17/18
- 精選方法: NATURAL(ラド・ラド・プロセス)
際立つ甘みを生む乾燥技術「lado a lado(ラド・ラド)」
「プレミアムショコラ」という名にふさわしい濃厚な甘み。その土台を作っているのが、徹底した品質管理と丁寧な乾燥プロセスです。
現地で「lado a lado(ラド・ラド=side by side)」と呼ばれる乾燥法では、果実同士が上下に重なり合わないよう棚いっぱいに平らに広げられます。
果実が重ならないよう均一に並べることで、不必要な発酵を抑え、安定したペースで乾燥を進めることができます。
コーヒーの科学的研究の第一人者であるラブラス大学・ボレン博士の知見を取り入れ、約7日間の天日乾燥を経て、雑味のないクリアで凝縮された「甘み」が生み出されます。
作り手であるサンコーヒー生産者組合は、約20の農園が手を携える生産者共同体。
「We cultivate relationships, We harvest trust and We deliver prosperity(関係を耕し、信頼を収穫し、繁栄を届ける)」という志のもと、伝統ある栽培品種を大切に守り、高い品質のコーヒーを世界へ届けています。

中深煎りの味わいと魅力
当店では、流行りの際立った酸味や刺激を追うのではなく、日本人の味覚に寄り添う「中煎り〜深煎り」を中心に焙煎しています。
このプレミアムショコラも、角のない柔らかな甘みと深いコク、雑味のないクリーンな後味を最重視し、丁寧にローストしました。
フレーバーノートと味わいの印象
- フレーバー: ビターチョコレート、ローストアーモンド、ローストカラメル、ぶどう、オレンジ
- 飲みごたえ: コク、ボディ、ボリューム感がグッと引き立ち、口いっぱいに広がる豊かな味わい
- 口当たり: 滑らかな舌触りと、ローストカラメルを思わせるほろ苦く濃密な甘み
- 余韻: 落ち着いた果実感と香ばしさが調和した、長く続く心地よい後味
生豆の買い付け元・テイスティングのプロたちの間でも、「濃度感たっぷりで口全体が幸せになる…!」と特に太鼓判を押されていたのがこの「中深煎り」のプロファイルです。
一口飲むと、上質なビターチョコレートや香ばしいローストナッツのアロマが鼻腔を抜け、後味にはじんわりと甘いコクが残ります。酸味は穏やかに溶け込み、心地よい苦甘さとしっかりとしたボディ感が絶妙なバランスを描きます。
ブラックでじっくりその厚みのあるコクを味わうのはもちろん、少しミルクを注いでカフェオレにしても、チョコレートのような風味が負けずに引き立ちます。
秋の夜長に、上質な余白の時間を
読書のお供に、あるいは一日の終わりのホッとするひとときに。
深まる秋の空気とともに、ブラジル サントアントニオ プレミアムショコラの贅沢なアロマと甘みを、ぜひゆっくりとお楽しみください。
「いま、このペースでいいんだ」と自分を肯定し、リセットできる静かな安らぎをお届けします。